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オーストラリアワーホリ費用を解説【語学学校なし】

オーストラリア費用

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  • オーストラリアのワーホリ費用はいくらかかる?
  • ワーホリ費用の節約方法は?
  • どのくらい貯金していけば安心?

こんにちは。なおたびのなおきです。

オーストラリアワーホリは海外への挑戦として、とても魅力的である一方、初期費用や生活費がたくさんかかります。

せっかく海外にチャレンジするんだから、お金が足りなくなって帰国するなんて絶対に嫌ですよね。

この記事では、オーストラリアのワーホリにいくら必要なのか、どのくらい貯金しておけばよいのかを、3カ国でワーホリしたことがある筆者が解説していきます。

費用を節約するためのポイントも記載していますので、ぜひチェックしてみてください。

目次

この記事を書いた人

  • 夫婦ふたりで世界を旅行
  • 5年間で20カ国40都市以上を訪問
  • 美術館やカフェめぐりが大好き

オーストラリアのワーホリにかかる費用の全貌

オーストラリアでのワーキングホリデーは海外に挑戦する夢を実現するための素晴らしい機会ですが、「行っただけ」に終わらせないためにも、資金面での準備が欠かせません。

ワーホリに必要な具体的な費用には、ビザ取得費用、渡航前の準備資金、現地での生活費用などが含まれます。これらを正しく見積もり、しっかりと計画を立てることで、安心してオーストラリアでの生活を始めることができるはずです。

ワーホリに必要な費用の内訳は?

オーストラリアのワーホリに必要な初期費用はおおむね150万円から200万円が目安です。

オーストラリアでは物価が高いため、生活費や滞在費は日本の2倍以上かかると思っておいてください。

また、慣れない海外での生活では疲れて惣菜や外食が増えたり、せっかくだからと友だちと出かけたりしたくなるはず。多め多めに見積もるようにしてください。

ビザ申請料毎年値上がり傾向約7万円(2024年)
航空券Jetstarは安いが、手荷物料金がかかる10〜20万円(片道)
海外旅行保険現地保険だと安い10〜30万円
語学学校約8万円/週64万円(2ヶ月)
留学エージェント必要性を見極めて留学エージェントによる
数週間分の宿泊費用4万円/週(相部屋)48万円(3ヶ月)
数週間分の生活費5万円/週60万円(3ヶ月)
カバン、洋服などの荷物できる限り少なくする10万円
合計219万円〜250万円

実際にかかった費用

オーストラリアには一人で4ヶ月、そのあと夫婦で4ヶ月ワーホリに行ってきました。目的はパートナーの夢であるカフェ開業のための貯金です。(結果的には仕事が想定よりなかったため、早めに切り上げてニュージーランドに移動しました。)

農業バイトで稼ごうと考えたので都市部には住んでいません。一般的なワーホリとは異なりますが、少しでも参考になれば嬉しいです。

全て2人分なので、1人で考える場合は半分+αしてください。1人だと食費やホテル代が少し高くなります。

ビザ申請費用10万円2022/23年はまだ5万円くらいでした。
航空券代26万円ヨーロッパ→オーストラリア→ニュージーランド
旅行保険4.1万円現地保険のBUPAに加入していました。
食費16万円(4万/月)田舎の自炊だったら意外と安いです。酒はゼロ。
外食・カフェ2.3万円かなり我慢しました。
家賃・ホテル代50万円(12.5万/月)2人1部屋のシェアハウスでこの値段です。
消耗品・雑費5万円(1.25万/月)化粧品等なし。
車購入費・修理費・ガソリン代35万円20年落ちの車を購入して修理しながら使っていました。ガソリン代は日本より若干高め。
スマホSIM代1.5万円(0.4万/月)Everyday SIMというWoolworth系列の格安SIMを使っていました。
その他1万円仕事用の手袋など

ワーホリ費用の節約方法

ワーホリにかかる費用は3つに分けることができます。

  • 絶対に節約できないモノ(ビザ申請料など)
  • 節約できるモノ(航空券・海外旅行保険など)
  • 必要だから節約しないモノ(語学学校・お酒・美容品など)

③の「必要だから節約しないモノ」は自分にとって海外に挑戦する理由と大きく関わってきます。

例えば英語を勉強するために海外に行ったのに、語学学校の費用をケチってしまい、カフェで注文できる程度のレベルで終わってしまっては本末転倒ですよね。

オーストラリアのカフェでコーヒーを学びたいとか、海外で友だちを作りたいとか、みんなそれぞれ海外に挑戦する理由があると思います。かなりお金がかかってビビると思いますが、そこにはお金をかけましょう。

反対にこだわりがないポイントはできる限り節約するようにしましょう。

航空券・交通費

オーストラリアへのフライトはジェットスターが最も安くて簡単です。キャンセルになったりトラブルもあるそうですが、それを上回る価格のメリットがあります。

注意点としては、預け入れ手荷物が有料なので、スーツケースが2個以上の方はJAL、ANAやカンタスなどの大手航空会社にした方が安いこともあります。

またブリスベンやパースなどはジェットスターでも割高なことがあります。安いフライトはスカイスキャナーやTrip.comで検索すると見つかります。

海外旅行保険

日本の旅行保険会社で長期保険を契約すると高額になります。オーストラリアはビザ申請の要件に保険加入がないため、無保険やクレジットカードの保険だけで渡航してしまう人もいるそうです。

無保険でワーホリをして、全身麻痺になった方もニュースになっていました。治療費、家族の渡航費用、帰国費用、(保険を抜いていた場合は帰国後の治療費も)すべて自己負担になります。

現地のワーホリ保険であればそこまで高額ではありません。日本語のサポートが欲しい方は日本で、節約したい方は現地の保険に加入するようにしましょう。

為替手数料

クレジットカードでの決済や、空港で現金を両替する際には2%以上の高額な手数料が含まれています。どこで手に入れてもお金は同じ価値です。手数料はできる限り節約しましょう。

現地通貨に両替するための口座は、WISEがおすすめです。

  • 手数料は全て表示され、隠れ手数料なし(1%以下)
  • オーストラリアドルで送金可能(家賃の支払いや自分の銀行口座に送金できる)
  • オーストラリアドルの受取が可能
  • 帰国時に日本円に両替して送金できる
  • デビットカード(有料)を作成すればタップで支払い可能

現地到着後はなるべく早く銀行口座を開設しましょう(手数料無料のNABがおすすめです)。

自分でできるか検討する

オーストラリアのビザ申請は通常ならば全てオンラインで完結しますし、情報もほとんどオンラインで見つかります。

ビザ申請代行などでお金を使わず、できる限り自分でやってみることをおすすめします。空港送迎なども自分で電車に乗れば問題なく移動できるはずです。

生活費

オーストラリアでの生活費は日本以上に高いことがありますが、食材をスーパーで購入して自炊する、シェアハウスに住むなどで節約が可能です。

たばこやお酒、高級なお洒落などは一旦お休みして、まずは海外生活を楽しむことを目指しましょう。コツは、日本のスタイルを持ち込もうとせず、現地でお得なスタイルを楽しむことです。

オーストラリアでの収入の目安

オーストラリアでの収入は、仕事の種類や地域によって大きく異なりますが、日本人のワーホリで一般的なカフェや日本食レストランでのアルバイトは最低賃金での雇用となることが多いです。

オーストラリアでの出稼ぎがニュースになって、稼げるというイメージが強いかもしれませんが、世界中から出稼ぎのために来ている人がたくさんいます。英語が苦手な場合、基本的に職探しにはかなり苦労すると思ってください。

仕事の種類と収入の相場

都市部ではカフェ、日本食レストランなどで雇用されたり、個人事業主としてマッサージなどで働くことが多いです。

田舎に行くと農業や牧場、食肉工場などの仕事もあります。どれも単純な肉体労働が多いです。時給・歩合制であることが多いですが、仕事が遅いと1日でクビになることもある実力主義の現場です。

最低賃金について

オーストラリアの労働体系には、カジュアル・パートタイム・フルタイムの3段階あります。それぞれ日本で言うと日雇い、非正規雇用、正規雇用という理解に近いです。

最低賃金はパートタイム・フルタイムに適用され、2024年で24.1ドル(約2400円)です。

農業系のバイトで就くことになる「カジュアル」は簡単に言うと日雇いで、雇う側は当日でクビにできますが、労働者も自由に勤務するか選べる条件です。働ける確約がない分、最低時給が25%高く設定されており、30.13ドル(約3000円)です。(職種によって異なることがあります)

2023年頃に完全歩合制は禁止され、歩合制の場合も最低賃金は支払う義務が生じるようになりました。

雇用主は時給30ドルも払わないといけないので、労働成果に対してかなり厳しくチェックしてきます。体力がない方は完全に不利です。

仕事探しの現状

僕はコロナが明けてすぐの2022年秋に1人で渡航しました。その頃は求人も多く、各地の農場で仕事ができていました。

しかし2023年春に夫婦で渡航した時にはワーホリで来ているアジア人や南米、ヨーロッパの人がかなり多くなり、仕事はほとんどなくなりました。場所にもよりますが、仕事をもらうために1ヶ月待ちなんてこともザラにあったようです。

以前働いていた時にマネージャーと仲良くなっていたため何とか仕事はもらえましたが、22年に比べて収入が半分以下だったため、ニュージーランドに移動することを決断しました。

今もオーストラリアにいる友だちに聞いても、人はかなり余っていると言います。かなり大変な状況だと理解して渡航するようにしてください。

どの国も物価高や円安で大変な状況ですが、オーストラリアはビザが簡単に取れるからか人気で人が多い傾向にあります。もしオーストラリアにこだわりがないなら別の国にするのもありかもしれません。

ワーホリの資金に関するよくあるトラブル

僕たちもワーホリをしている時にはいろんなトラブルがありました。終わってしまえばいい経験とも言えますが、できれば避けたいものですよね。

よくあるトラブルとその防ぎ方をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

仕事が見つからない

英語ができるようになっておくこと、日本国内でアルバイトなどで「どうすれば上司は喜ぶのか」を把握しておくことが、仕事を探す上では最も大切になります。

オンラインでの仕事探しはFacebookが一般的です。早めにアカウントを作成してプロフィールを整えておきましょう。

また都市部ではレジュメ(履歴書)を直接店舗で配ることのが王道です。レジュメの書き方はあらかじめ調べておき、経験者のブログやnoteなどをしっかり読み漁っておきましょう。

人気の仕事(バリスタなど)は即戦力でないと雇用はしてもらえません。時間があるなら日本国内で最低1年は経験しておくことをおすすめします。

家が見つからない

部屋を探すのもFacebookが一般的です。タイミングよく見つかるかどうかは運によるところも多いので、探し始める1ヶ月くらい前から、どのグループでどんな投稿があるのかを見ておくことをおすすめします。家賃の相場やエリアに関してもある程度わかるようになってきます。

Facebook等では詐欺もありますので、必ず内見は行うようにしてください。なかなか部屋が見つからなくて焦ることもあるかもしれませんが、焦っても状況は良くなりません。

語学学校で友だちを作ったり、バッパー(ホステル)で日本人を見つけて情報を共有しましょう。

お金が足りない

内見やレジュメ配りだけでも、交通費やご飯などのお金がかさみます。田舎のファームバイトは現地に移動するだけで1~5万円くらいかかります。

なのに仕事は見つからず、何のために来たんだろう、と悶々としながら、かといってストレス解消できるものもない、なんて状況はワーホリあるあるです。

努力すればいつか仕事は見つかるはずです。でもそこまでお金が足りるかどうかが大切です。

少なくとも3ヶ月は暮らしていけるだけのお金を用意してください。それができないならワーホリではなく語学留学にしてください。ワーホリはいつでも再チャレンジできます。

仕事もなく、外国人の知り合いもできず、ただただオーストラリアに来て帰る。そんな日本人はたくさんいます。そうなってしまうと体験談も書きませんし、留学エージェントもそんな人の体験談は載せませんよね。必ず上手くいかないことも想定して、行動してくださいね。

オーストラリアワーホリの成功のために

オーストラリアでのワーキングホリデーを成功させるために必要なものは次の3つです。

  • 情報収集
  • 十分な資金
  • 行動力

まずは、たくさんのブログ記事を読んだり、XやThreadsで情報を集めたりしてください。同時に、日本にいるうちに最低でも150万円、余裕があれば200万円くらいは貯金しましょう。

その後は行動あるのみです。行動力さえあればきっと英語もできるようになりますし、海外での生活もうまく馴染めるはずです。

ワーホリが成功するよう祈っています。がんばってくださいね。

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