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Expediaの領収書|発行手順・宛名変更・インボイス対応の可否

expedia 領収書 アイキャッチ

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出張や仕事の旅行でExpediaを使ったとき、あとから「領収書はどこで出すの?」「宛名を会社名にできる?」「インボイスには対応している?」という疑問が出てくることがありますよね。今回は、経費精算の締め切り間際に慌てないよう、必要なところだけ先にまとめました。

結論から言うと、事前決済ならExpediaの「旅程」から自分でPDFを発行できます。一方でインボイス制度の適格請求書には対応していません。この2つを押さえておけば、大丈夫です。

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この記事を書いた人

  • 夫婦ふたりで世界を旅行
  • 5年間で28カ国50都市以上を訪問
  • 美術館やカフェめぐりが大好き

支払い方法による違い

領収書がどこから出るかは、予約時にどの支払い方法を選んだかで決まります。ここを取り違えると「Expediaに領収書ボタンが無い」と探し続けることになってしまいます。

事前決済(Expediaで支払い済み)

Expediaの「旅程」から、自分でPDFの領収書を発行します。手順は次の章のとおりです。

現地払い(ホテルで支払い)

Expediaでは発行できません。チェックアウト時にホテルのフロントで受け取ります。適格請求書が必要なときは、この形にするのが確実です

航空券・パッケージ

ホテルと同じく旅程から発行できるという説明が一般的ですが、パッケージ(航空券+ホテル)はカスタマーサービスへの依頼が必要になる場合があります。

領収書を発行する手順(事前決済の場合)

STEP
Expediaにログインして「旅程」を開く

予約したときと同じアカウントでログインします。アカウントが異なると予約が表示されません。

Expedia_reservation
STEP
該当の予約を選ぶ

宿泊や搭乗が終わっている予約は「完了済みの旅程」(過去の旅程)に移動しています。見つからないときはこちらを開いてください。

STEP
「領収書」を開いて宛名を入力する

予約の詳細画面にある領収書のボタンから進みます。宛名と住所を入力する欄が表示されます。

STEP
PDFで表示して保存・印刷する

スマホの場合は、表示画面から「共有」または「印刷」→「PDFとして保存」でファイルにできます。

事前決済の領収書は、旅程が残っているかぎり何度でも表示できます。金額の異なる複数の予約をまとめて精算するときは、予約ごとに1枚ずつ発行することになります。

宛名を会社名にできる?

発行の途中で宛名を入力する画面があり、ここに会社名を入れれば法人宛の領収書になります。アカウントに登録している氏名と違っていても問題ありません。

ただし、解説サイトによっては「宛名は予約者名で固定される」と書かれているものもあります。画面の仕様が変わった時期があるか、予約の種類によって違うのかもしれません。実際の画面で入力欄が出ない場合は、次のどちらかで対応してください。

  • Expediaのカスタマーサービスに連絡して、宛名を指定した領収書を依頼する
  • 次回から現地払いを選び、ホテルのフロントで会社名の領収書を出してもらう

二重発行に注意。事前決済はExpedia、現地払いはホテルが発行します。同じ宿泊で両方から領収書を受け取ると、経費精算で二重計上を疑われることがあります。どちらか一方にしてください。

「税およびサービス料」には何が入っている?

Expediaの明細でいちばん質問が多いのがこの行です。金額が思ったより大きく、自分で消費税を計算しても数字が合わない、という声をよく見かけます。

これは1つの税ではなく、複数の項目をまとめた行だからです。執筆時点では、おおむね次の3つが含まれるとされています。

含まれるもの内容
現地の税日本国内なら消費税、海外なら付加価値税(VAT)など。国によって税率が違います
ホテルのサービス料施設が独自に設定するもの。かからない宿もあれば1割ほどかかる宿もあります
税金回収費Expediaがホテルに代わって受け取る税金相当額

2割前後になることがある理由

サービス料が1割かかる宿では、サービス料を含んだ金額に対して消費税がかかります。1.1×1.1でおよそ1.21になるため、宿泊料金に対して2割前後が上乗せされる計算になります。「税が高すぎるのでは」と感じるケースの多くはこれです。

クーポンを使うと計算が合わなくなる

クーポンや割引が適用されるのは宿泊料金の部分だけで、税は割引前の金額をもとに計算されるとされています。そのため「割引後の金額に1割を掛けても税額と一致しない」という状態になります。領収書の数字を検算するときは、ここでつまずかないよう気をつけてください。

リゾート料金・都市税・駐車場代などは、Expediaの表示金額に含まれず現地で別途支払うことがあります。この分はExpediaの領収書には載らないので、精算時は現地で受け取った控えとセットで提出してください。

航空券の領収書はどう見える?(実際の明細)

私は2023年1月に、シドニーから札幌までの片道航空券をExpediaで購入しました。そのときの予約確認メールに載っていた金額の内訳が、こちらです。

項目金額
運賃(1名・片道)AU$174.00
税・手数料AU$223.05
受託手荷物(シドニー→札幌)AU$111.82
合計AU$508.87
Expedia_Reciept

航空券の場合、運賃・税や手数料・オプション(手荷物など)が別々の行に分かれます。ホテルの「税およびサービス料」のように1行にまとまってはいません。経費精算で内訳を求められたときは、この形のまま提出できます。

気をつけたいのが金額の見え方です。私の場合、運賃が約16,000円なのに対して税・手数料が約20,500円と、運賃より高くなっていました。国際線では空港使用料などが区間ごとに積み上がるためで、珍しいことではありません。ただ、稟議で「運賃はいくら?」と聞かれたときに運賃の行だけ答えると総額と合わなくなるので、内訳ごと共有しておくのが安全です。

もうひとつ、私はオーストラリアから予約したため表示がオーストラリアドルのままでした。海外から予約すると外貨建てになることがあり、その場合は円換算のレートをどう扱うかを経理と揃えておく必要があります。カード会社の利用明細に円建ての請求額が出るので、そちらを添えると話が早いです。

航空券まわりの操作全般については、こちらにまとめています。

インボイス(適格請求書)には対応していません

Expediaが発行する領収書は、インボイス制度の適格請求書には対応していません(2026/09時点)。運営するExpedia, Inc.は米国の法人で、日本の適格請求書発行事業者としての登録がないためです。したがって領収書に記載される登録番号も存在しません

これはExpediaに限った話ではなく、海外に本社を置くホテル予約サイトに共通する事情です。

仕入税額控除のために適格請求書が要る場合は、次のどちらかで対応することになります。

  • 現地払いを選んでホテルに発行してもらう。日本国内のホテルは登録事業者であることが多く、フロントで適格請求書を出してもらえます
  • 国内の予約サイトを使う。日本法人が運営するサービスなら登録番号入りの領収書が出ます

登録番号があるかどうかは、国税庁の「適格請求書発行事業者公表サイト」で調べられます。取引先から求められた場合は、この画面を見せて説明するのが早いです。

海外のホテルや航空券は、そもそも日本の消費税の対象外(国外取引)になるものがあります。この場合は適格請求書自体が不要です。判断に迷うときは経理担当に確認してください。

領収書が表示されないときに見るところ

「領収書のボタンが無い」という場合、たいてい原因は次のどれかです。上から順に確認してみてください。

現地払いの予約だった

Expedia側では支払いが発生していないため、領収書は出ません。ホテルのフロントで受け取ってください。

まだ宿泊・搭乗が終わっていない

完了前は「予約済みの旅程」に入っています。逆に、終わったあとに探しているなら「完了済みの旅程」を見てください。

キャンセル済み・返金済みの予約

キャンセルされた予約や返金された取引は、領収書の発行対象外になります。キャンセル料が発生した場合の証憑が必要なときは、カスタマーサービスに相談してください。

ログインしているアカウントが違う

会社用と個人用でメールアドレスを使い分けている場合によくあります。予約確認メールが届いたアドレスでログインし直してください。

アプリで探している

私が使ったときも、Expediaのアプリで見られる情報は限られていました。領収書が見当たらないときは、ブラウザのWeb版から開き直すと出てくることがあります。

よくある質問

Expediaの領収書はインボイス制度に対応していますか?

対応していません。運営するExpedia, Inc.が日本の適格請求書発行事業者として登録されていないため、登録番号の記載もありません。適格請求書が必要な場合は、現地払いを選んでホテルに発行してもらってください。

領収書の宛名を会社名にできますか?

発行の途中で宛名を入力する画面があり、そこに会社名を入れれば法人宛にできます。入力欄が表示されない場合は、Expediaのカスタマーサービスに依頼するか、現地払いに切り替えてホテルで発行してもらってください。

「税およびサービス料」の内訳を教えてもらえますか?

明細上は1行にまとまっており、現地の税・ホテルのサービス料・税金回収費が合算されています。項目ごとの金額を分けて示す機能は用意されていません。内訳が必要な場合は、現地払いに切り替えてホテルの領収書を受け取るのが確実です。

航空券の領収書も出せますか?

ホテルと同じく旅程から発行できるという説明が一般的です。予約確認メールにも運賃・税や手数料・オプションが行ごとに分かれた内訳が記載されているので、精算にはそちらを添えることもできます。航空券とホテルのパッケージは、カスタマーサービスへの依頼が必要になる場合があります。

スマホだけでPDFにできますか?

できます。領収書の表示画面から「共有」または「印刷」に進み、「PDFとして保存」を選んでください。アプリで見当たらない場合は、ブラウザのWeb版から開き直すと表示されることがあります。

他の予約サイトはインボイスに対応していますか?

海外資本のサイトは、Expediaと同じく対応していないことが多いです。Booking.comの領収書についても別の記事でまとめているので、比べてみてください。

まとめ

  • 事前決済なら「旅程」→該当の予約→領収書、で自分でPDFを発行できる
  • 宛名は発行時に入力できる。出ない場合はカスタマーサービスか現地払いで
  • 「税およびサービス料」は複数項目の合算。クーポン利用時は割引前の金額で税が計算される
  • 適格請求書は出ない。必要なら現地払い+ホテル発行に切り替える

Booking.comの領収書についても、宛名変更やインボイスの扱いを別の記事にまとめています。使い分けの参考にどうぞ。

Expediaそのものの使い勝手や、実際に使ってみた感想はこちらにまとめています。

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