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【オーストリア ワーホリ】住民登録の手続き【Meldezettel】
ついにワーホリ生活が始まりますね。
オーストリアも日本と同じように、引越しがすんだら役場に行って住民登録の手続きをする必要があります。
とは言っても、手続き自体はすごく簡単で、書類さえ揃えば10分くらいで終わります。
スムーズに手続きを終わらせて、ワーホリ生活をスタートさせましょう。
この記事ではオーストリアに長期滞在する場合の住民登録手続きに関してまとめています。在留許可やビザとは関係ないので注意してくださいね。
オーストリアでの住民登録
オーストリアに住み始めたらまずやるべきことは住民登録です。
転居してから3日以内に住民登録をしなければいけません。
ただしホテルへの滞在の場合は登録不要です。実際に家を借りて住み始めたら登録しましょう。
住民登録の方法
必要書類を役場で提出するだけです。
- 申請用紙(Meldezettel)
- パスポート
住民登録だけの場合は戸籍謄本などは不要です。
住民登録の用語
日本でいう住民票はドイツ語でBestätigung der Meldungといいます。また、住民登録の申請用紙のことをMeldezettelといいます。
2001年までは住民票のことをMeldezettelと呼んでいたらしく、今でもMeldezettelと言っても住民票として通じるようです。
Meldezettelの書き方
Meldezettelはウィーン市のホームページからダウンロードできます。
Unterkunftgeber(Landlord)について
Unterkunftgeber欄には家主のサインが必要になります。
賃貸物件では所有者、サブリース(又貸し)の場合は貸主、シェアハウスの場合はメインの契約者がサインをする欄です。
オーストリアで大家をやっている人はみんなこれを把握しているはずなので、普通何も言わなくてもサイン済みのMeldezettelを準備してくれると思います。
もししてくれなかった場合は、役場に置いてあるのをもらうか自分で印刷して準備し、サインしてもらうようにしましょう。
Meldezettelの記入方法
公式の英語版はないのですが、グラーツ大学が留学生用に翻訳したものがあったので貼っておきます。
日本語訳はこの写真の通りです。
宗教について
どこかに記載不要という情報があったのですが、出典が見つかりませんでした…僕は空欄で出し、特に問題はありませんでした。
出生地について
日本のパスポートは出生地じゃなく本籍が記載されていて、世界のどこに行っても困りますよね… 本籍と出生地が同じ人は困りませんが、異なっている人は正直に出生地を書いても、証明ができなくて申請できないかもしれません。その場合はドイツ語翻訳つきの戸籍謄本が必要になるんでしょうかね…
在留許可の絡みがあるなら正直に記入すべきでしょうが、ワーホリだけなら本籍を書いても大丈夫なのではと思います。でも申し訳ないですけど、何かあった時の責任はとれません…
婚姻関係について
結婚していないカップルでワーホリをしている場合、どちらも独身にしておいて良いと思います。僕らの場合は大丈夫でした。
それぞれの意味は下に列挙しています。
- ledig: 独身(single)
- verheiratet: 既婚(married)
- in eingetragener Partnerschaft lebend: 事実婚(同性婚等)(civil partnership)
- geschieden: 離婚 (divorced)
- Ehe aufgehoben oder für nichtig erklärt: 婚約破棄など(Canceled or annulled)
- eingetragene Partnerschaft aufgelöst oder für nichtig erklät:事実婚の離婚・婚約破棄など (dissolved civil partnership)
- verwitwet: 死別 (widowed)
- hinterbliebener eingetragener Partner: 事実婚の死別 (surviving registered partner)
帰国時はどう記入する?
帰国する際(転出時)も同じ書類を提出する必要がありますが、住所の記載場所が異なります。また転出の際は家主のサインは不要です。
役場での申請方法
書類が準備できたら役場に申請しましょう。
役場の場所
こちらのページで役場の場所を調べることができます。
営業時間は平日8時から13時。木曜のみ8時から17時半。祝日は休みです。
住所地にかかわらずどこでも申請できるので、近い役場に行けばいいと思います。ただ聞いた話だと、1区と10区はかなり混んでいるそうです。僕は9区の役場に行きましたが、平日の昼過ぎでも待ち時間はゼロでした。
役場での手続き
役場についたら銀行や役場でよく見る整理券の機械を探しましょう。住民課=Meldeserviceを押して整理券を受け取ります。自分の番号が呼ばれたら担当の人に書類を渡しましょう。
書類に問題がなければ特に何もなく手続きをしてもらえると思います。何か質問されたら答えるだけで大丈夫です。
僕はオーストリアに住むのは初めてかどうかだけ質問されました。
ちなみに、代理人が住民登録をすることもできます。特に委任状などは不要で、Meldezettelとパスポートの原本を持っていくだけで大丈夫です。パスポートはコピーでは手続きできません。
手続きが終われば、住民票をその場で受け取って終わりです。お疲れ様でした。
仕事や荷物の通関でこの住民票を使うので、失くさないようにとっておきましょう。
その他の手続き
ついでに住民登録以外の手続きも見ておきましょう。
日本大使館への在留届
3ヶ月以上継続して住む場合は在オーストリア日本大使館に在留届の提出が義務付けられています。
オンラインでも提出できます。届出はこちらから。
銀行口座の開設
銀行口座は義務ではないですが、住所が決まったら早めに作成しておきましょう。おすすめの銀行はN26というスマートバンク。
新居の家具・生活雑貨はどこで買う?
ワーホリの方はおそらく家具付きの賃貸を借りていると思いますが、それでも何かしら雑貨を買う必要がありますよね。日本とは勝手が違うオーストリアで、どこで何を買えるのかわからないうちは大変です。
とりあえずの生活雑貨を購入できる場所をご紹介します。
生活雑貨・家電
Interspar
日本でいうイオンみたいな存在。掃除用具・洗濯用具などなどちょっと高いですが、何でも揃うのでとりあえず見てみるといいと思います。
Mediamarkt
家電量販店です。8ユーロのドライヤーやキッチンスケールなど、小物が安く売っているので助かります。日本のコンセントへの変換プラグも置いてあります。
どちらもWien Mitte(Landstraße)にありますので一度に行けて便利です。
生活雑貨・プチプラ
フライングタイガーコペンハーゲン
日本にも店舗があるので知っている人も多いでしょうね。オーストリアには100均のような存在がないので、こういった大手プチプラは雑貨やカトラリーが安くて助かります。
この地図の店舗と合わせてウィーンには3店舗あります。
ヘマ
オランダ発のプチプラ。こっちの方が万人受けするデザインなので、使いやすいかもしれませんね。
オーストリアワーホリで現地に到着後にするべき手続きは以上です。
ついに始まるオーストリア生活。全力で楽しんでくださいね。