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【オーストリア ワーホリ】ビザ申請の流れと必要書類を徹底解説!
オーストリアのワーホリビザを申請するぞ!
この記事ではオーストリアのワーホリビザ申請の流れと必要書類をまとめています。
先人たちのブログと、僕が申請した時の「これは初めから教えて欲しかった!」っていうポイントを合わせてまとめました。
おそらく、この記事だけでワーホリビザ申請は網羅できているはずです!
①ビザ申請の流れ、②必要な書類、さらに③書類の注意点の順番でひとつひとつ解説していきます。
しっかり書類を準備して、オーストリアワーホリの最初のステップ、ビザの取得をクリアしましょう!
オーストリア ワーホリビザ申請の流れ
はじめに、オーストリア大使館にワーホリビザを申請する流れをざっくりと解説します。
大使館に申請する日時をオンラインで予約します。
現在は電子メールのみで予約を受け付けているとのことです。
予約した日時に書類を提出します。
書類の提出と指紋の認証で1~2時間かかります。
もし申請書類に不備や不足があった場合は、追加書類を2週間以内に郵送します。
オーストリアのワーホリに行った人のブログを調べると、ほぼ全員が何かしら追加書類が必要になっている気がします。もう追加書類がある前提で行ってもいいぐらいです。いや、追加書類が必要ないようにこの記事を書いてるつもりですが…
追加書類を郵送したのち、特に連絡がなければそれで書類が足りたということになりますので、ビザが発給されるかどうか、審査結果をドキドキして待ちましょう。
審査に合格すれば、パスポートにビザが貼り付けられた状態で郵送されてきます。
書類の準備はこれで終わり。あとは渡航の準備だけです!
オーストリアワーホリ申請に必要な書類
申請に必要な書類を見ていきます。まずは全体像を把握してください。
- 申請書
- パスポート
- パスポートのコピー
- 証明写真
- 旅行保険証書
- フライト予約確定書
- 宿泊の予約証明
- 十分な資金の証明、通帳
- 返信用封筒
- 仕事探しの手書きメモ
- 予約確認メールのコピー
それでは、一つずつ詳しくみていきたいと思います。
申請書
大使館ホームページからダウンロードできます。ビザDの申請書です。
申請書の記入項目には、英語が併記されているのでなんとなくイケると思います。本当にわからなかったら、シレッと空白で提出すれば教えてくれるそうです。
迷いそうなところを解説しておきますね。
- Type of travel document
Ordinary passportです。
- Current Occupation
職業のことです。無職ならUnemployedで良いと思います。アルバイトはPart time worker。ただし、職業を記載した場合はその下の雇用主・住所・連絡先を記入する必要があります。雇用証明書は不要です。
- Purpose of the journey
Working holiday
- Number of entries requested
Multiple entriesでOK。
- Indicate number of days
360daysです。365日ではありません。
- Intended date of departure
エクセルなどで入国日に360を足すと、361日目の日付になってしまうので注意。360日目に出発するので、入国日から359日後になります。
- Cost of traveling and living during
by the applicant himself/herself
その下はCashとCredit cardでOK。
パスポート
ビザの有効期間+3ヶ月以上の有効残存期間が必要です。
パスポートのコピー
身分事項ページ(顔写真ページ)とビザ貼り付けページ(スタンプを押すページで空白のページ)です。
僕は提出時、ビザ貼り付けページのコピーは要らないと言われました。とはいえ不要な場合は返却されるだけなので、つけておいても構わないと思います。
証明写真
ICAO規格(パスポート規格)の証明写真ひとつです。注意が必要なのが、背景が白または白よりのグレーでないとダメなこと。青色はダメと言われ、撮り直す羽目になりました。
サイズもきっちり合ってないとダメです。心配なら切らずに持っていってもいいらしいです。申請書に貼っておく必要はありません。
旅行保険証書
海外旅行保険の証書です。必須の保険内容は以下の通り。
- 疾病治療費用(sickness medical expenses)と傷害治療費用(injury medical expenses)が各30,000ユーロ以上カバーされていること
- 救援者費用(rescuer´s expenses)がカバーされていること
- 証書にカバーエリア(Europe, world wideなど)が記載されていること
必要な保険期間は日本出国日〜日本帰国日です。オーストリア出国日までではないのでご注意ください。帰りのフライトを予約している人は、時差の関係で必ず出発日と到着日が1日以上ずれるので、気をつけてください。
おすすめの旅行保険はこちらの記事でまとめています。
フライト予約確定書
eチケットのコピーでOK。片道のフライトで大丈夫です。
日本から直接オーストリアに渡航する方はフライトを購入すれば問題ありません。
僕はオーストリアに入る前に北欧から周遊旅行をしたかったので、オーストリアへのフライトは仮予約をして申請を通しビザ受領後キャンセルすることにしました。
もし予約のみ、未払いの航空券で提出する場合、航空会社かエージェントのサインが入った正式の予約確定書じゃないとダメみたいです。支払い前の予約確認メールやウェブページのコピーでは受理してもらえません。
宿泊の予約証明、ホテルの予約
オーストリア入国後、まず滞在するホテルなどの予約証明が必要です。Booking.comなどでキャンセル可能なホテルを予約しておけば大丈夫です。僕は1ヶ月分予約して提出し、問題ありませんでした。
語学学校の寮に滞在する場合は、その内容を証明する書類を送ってもらいましょう。
十分な資金の証明、通帳
必要なものは以下3つ。
- 通帳原本
- 表紙のコピー
- 半年分の入出金記録のコピー
十分な資金の基準は公表されていませんが、たぶんワーホリのために100万円ぐらいは準備されると思うので、それで十分だと思われます。
ここも注意点があって、通帳とコピーには前日までの入出金記録が必要です。前日に少額を引き出して記帳した上でコピーしていきましょう。通帳は当日返却されます。
オンラインバンキングの場合は、残高証明書と入出金記録のコピーで大丈夫です。同様に直前に入出金をしてプリントアウトしていきましょう。
返信用封筒
郵便局で購入できるレターパックプラスのことです。青色ではなく赤色のプラスの方でないといけません。
大使館でも購入できますが、在庫がない場合もあるらしいので、持参するのが無難です。宛名は記入しておくこと。追跡用の番号もちゃんと剥がして持っておきましょう。
家族の場合は1部で同封してもらえます。家族以外は同居人だとしても1人につき1部必要です。
滞在中の仕事をどう探すかの手書きメモ
公式に記載のない必要書類です。一応口頭で説明できれば大丈夫らしいですが、準備していったほうが無難ですね。
僕もネットに従って、ざっくりと、「1ヶ月間ホテルにいる間にインターネットで、仕事と滞在する家を探します。」ということを英語で書きました。
予約確認メールのコピー
予約した本人であることの証明になります。大使館内はスマホ使用禁止なので、受付でメールを見せることはできません。必ずコピーしていきましょう。
オーストリア大使館のホームページに記載されている提出書類の中で不要なものを参考のために書いておきます。おそらく、就労ビザなど他のビザ申請に必要な書類です。
- 日本の在留カード
- 雇用証明書
- 日本再入国許可証明書
- 次に訪問する国ビザ
- 渡航目的が観光の場合の書類
- 渡航目的が商用の場合の書類
- 個人、知人訪問の場合の書類
- トランジットの場合の書類
こちらのページを参考にさせていただきました。
ワーホリビザ申請方法のまとめ
オーストリアのワーホリビザ申請の流れと申請書類は以上になります。
ワーホリのビザさえ手に入れば、あとは渡航と現地生活の準備だけ。どんどんワクワクしてきますね!
もし質問があればコメントかTwitterからお気軽にDMでお問い合わせください。
コメント
コメント一覧 (13件)
これからオーストリアへのワーキングホリデービザをする者です。情報が少ないなか、有り難く拝見しました。質問なのですが、実際にビザが発給された後、申請時とは違った期間で滞在する場合、ビザの有効期限はあるのでしょうか?他の国だと、発給から一年までの入国が必要といったような但し書きがあるのですが、オーストリアの場合どのようになっているのでしょうか?
コメントありがとうございます。オーストリアのビザは申請時に開始日と終了日を指定します。発行されたビザにも記載されます。発行後の変更に関しては原則できないものと思われます。その期間以外は「ビザなし」となりますので”おそらく”シェンゲン協定(あらゆる180日以内に90日滞在可)またはオーストリアと日本の二国協定のビザなし滞在の規定が適用されるはずです。また、ビザの期間外には労働はできません。ただ申し訳ないですが何があっても責任がとれないので、心配な点はあらかじめ大使館に確認するようになさってください。
オーストリアのワーホリを調べていると、豪州オーストラリアの情報ばかり出てきて混乱しますよね… どちらのワーホリも取得しましたが、制度としては全く異なりました。他にも質問がありましたら追加でコメントいただければ回答いたします。他の方の参考にもなりますので、ご遠慮なくどうぞ。
ご回答ありがとうございます。そうなるとオーストリアのワーホリビザは他とはかなり異なりますね。他にも色々個人的な事情で大使館に問い合わせしたくフォームから質問したこともあるのですが、FAQのコピペ送られてきたりといった調子で、やり取りする気力を失いつつあります、、、今度勇気を出して大使館での直接相談のアポをとれるか聞いてみようかと思います。
そうですね。4カ国のワーホリビザを取得しましたが、オーストリアは最も厳格なビザだった印象です。電話での問い合わせも時間はかかりますが、根気強く連絡をすれば対応してくれたはずです。メールフォームも英語またはドイツ語でのやりとりが可能なら担当できる人が増えるため返信が早くなるかもしれません。コロナ禍を経て各国のビザの取得方法も変わっているところがあるらしく、大使館の体制も以前とは違うこともあるかもしれませんね。大変かとは思いますが、無事ワーホリができることをお祈りしております。
こんにちは。
情報が少ない中、このように詳細に書いてあるブログを見つけてとても安心しました!
質問1. VISA申請用紙の書き方の見本などと比べながら記入されましたか?
もしくは、自力で記入しましたか?
質問2. オーストリアにワーキングホリデーvisaで入国し、その後近隣ヨーロッパ国(シェンゲンエリア内)にも滞在予定なのですが、例えばイタリアに3ヶ月以上滞在していたら問題があるなど、ご存知(もしくは聞いた事ありますか)でしょうか?
また、なおさんはオーストリアのワーホリvisa中にオーストリア以外に滞在してた国の期間はどのくらいでしょうか?
参考にさせていただきたいです。
コメントありがとうございます。
質問1: 申請用紙などは他の方がブログ等で書かれていたことを参考にしながら自分で記入しました。ただ大使館で提出の際確認があり、いくつか指摘されたことを覚えています。指摘された内容は数年前のことなのでうろ覚えですが、指摘内容をその場で修正して提出をしました。
質問2: (出入国管理に関して専門家ではないので、間違っているかもしれません。)オーストリアから発給されるビザはオーストリア国内でのみ有効だと理解していますので、それ以外のシェンゲン協定加盟国ではビザなしとなり「あらゆる180日に90日まで」の滞在になるはずです。
私はビザがスタートする前に2ヶ月ほど他の国に滞在し、ワーホリビザ期間は週末の旅行等で他の国には合わせて2週間ほどの滞在をしました(コロナ禍だったため予定よりも旅行ができませんでした)
返信ありがとうございます!
とっても参考になります(;_;)!
続いて保険についてなのですが、現地で利用された事はありますか?
また、その場合料金が返ってくるまでどのくらいの期間が必要だったか、覚えていれば教えていただきたいです。。
ありがとうございます。恐れ入りますが、保険はオーストリアでは利用したことがないのでわからないです……
詳細にありがとうございます!(><)
またまた質問なのですが…、
通帳のコピーや残高証明はvisa申請の前日までじゃないといけないのでしょうか?
また、滞在日数についてですが、
365日ではなく360日でなければいけない理由などありますか?(;_;)
>通帳のコピーや残高証明はvisa申請の前日までじゃないといけないのでしょうか?
5年前はそうなっていました。もし前日に印刷することが難しければ大使館に相談してみてください。
>滞在日数についてですが、365日ではなく360日でなければいけない理由などありますか?(;_;)
私も他のワーホリ経験者のブログを参考にして提出していました。ビザの最長期間が12ヶ月(1年間ではない)と定められていることから360日なのだと思います。
参考URL: 在京オーストリア大使館(WHPビザの最長期間は12か月であり、複数の再入国が可能)
詳細に教えていただき、ほんっっっっっとーーーーにありがとうございます(;_;)!!
いえいえ!ワーホリが良いものになることをお祈りしています!頑張ってください!
とんでもないです!ありがとうございます!
また再度質問なのですが、
Indicate number of days はなぜ365日ではなく360日なのでしょうか…?
何日と記入すればいいか混乱してしまい、参考にさせていただきたいです(><)